「よし!自宅でハーブサウナをはじめるぞ」という気持ちになったけれど、
一体、何をそろえればいいの?
という方のお役にたてればと思います。
具体的に必要な物と購入金額などについて、お伝えしていきます。正直、サロンで使うようなものをすべて購入してはじめたい!という方は、けっこうな金額になると思います。でも、ここでは、代用できるものは代用品で、できるだけ初期投資費用を下げる方法を紹介します。安く始めることができれば、ハードルも低くなりますよね。
たくさんの人にハーブサウナを体験してもらいたい!
という思いから、低コストではじめたい方向けに、必要なものを紹介していきたいと思います。
ハーブサウナ道具① できたら深めの電気鍋
ハーブサウナにはなくてはならないもののひとつ。電気鍋です。電気鍋でぐつぐつハーブを煮出しながら入るのが、タイのハーブサウナ。
熱いお湯に洗面器でも試したことがありますが、まったく温まりませんでした。
やはり「煮出しながら」ということが大事です。
もし、家に電気鍋がなくても、IH卓上コンロ+鍋でも代用できます。とにかく、鍋でハーブを煮出すことができればOK!
ただし、ガスコンロはNG!布に火がうつり、火事になる危険があります。絶対に使わないでくださいね。
電気鍋であれば、どんなものでも大丈夫ですが、深さがあるものの方が途中で水を足す必要がないので楽です。これから購入を考えている方は、深めのものを探してみてください。水量は1L以上入るものをおすすめします。深さがあると、ふきこぼれを防ぐこともできます。
深さがない場合や水量が足りない場合でも、ハーブサウナを行うことはできます。その場合には、空焚きにならないように、水を途中で足しながら入るようにしましょう。
ちなみに、我が家でハーブ用に使っている電気鍋は、象印の電気鍋。購入当時5000円くらいだったと思います。温度調整ができるので、沸騰したら弱火にできて便利です。(今は、少し値段が上がっているようです)
今から購入するのであれば、IH卓上コンロでもいいかなぁと思います。サウナ用に安い鍋を用意すれば衛生面も気にならないし、卓上コンロの使い道はけっこうありますよね。
ハーブサウナ道具② ハーブテントorマントor大きな布
ハーブテントがあれば、どこかに吊る場所と道具が必要になります。吊るす道具については、こちらで紹介しています。
また、テントを購入すると、それなりに出費もかさみます。(日本で購入する場合には2万円前後~売っているようです)
「できる限りお安く、いいものを」ということで、ハーブテントの販売をはじめました!「ハーブテントを購入したいけど、どんなものがいいの?」という方は、ぜひ参考にしてみてください。当サイトからもご購入いただけます!
「そこまでお金はかけられない」という方におすすめなのが、よもぎ蒸し用のマント。頭からすっぽりかぶることはできなくても、使い勝手がいいです!もともと、タイのハーブサウナとよもぎ蒸しは、似たような方法なので、代用ができちゃいます。
テントよりも安く購入でき、体が温まるのもはやく、発汗するまでの時短にもなります。しいていえば、テントは頭の上から足まですっぽりと入ることができるのに対し、よもぎ蒸し用マントはどうしても顔が出てしまうことくらい。
よもぎ蒸し用マントといっても、いろいろ種類があります。腕が出るタイプや出ないタイプ、頭までかぶれるタイプなど…、どのようにサウナ時間を楽しむかによって、選ぶといいですね。サウナ自体を楽しむためには、なるべくすきまがないものを選ぶのが〇!
マントの首回りなど、すきまができるところには、タオルなどを巻いておくとすきまがなくなります。
よもぎ蒸し用マントを購入するのに、ちょっと抵抗がある方は、大き目の布でも代用できます。布は、できるだけ大きく、厚みのある布の方が〇!蒸気を中に閉じ込めることができます。
大きさの目安ですが、140㎝×200㎝以上あった方が蒸気がもれにくい。これよりも大きければ大きいほど、くるまりやすくなります。あくまで目安として参考にしてください。
ちょうどいい大きさの布が家になければ、布だけ購入しても、テントを買うよりは断然安いです。大きくて厚手のマルチカバーのようなものを選べば、サウナとして使わなくなったとしても、別に使い道があっていいのかなと思います。タオルケットのようなものでも代用できますよ。
大事なのは、大きいことと厚みのあることです。
ハーブサウナ道具③ 下に電気鍋が入る高さのイス
ハーブサウナにはイスも必要です。これは、家にあるイスで代用できると思います。ただ、サウナに使うものなので、蒸気がかかり、素材によっては錆びたり、カビたりすることも…。
おすすめは、藤や木製のイス。さらに、おすすめは、下からハーブを煮出すので、その蒸気が通りやすい隙間があるものがいいですよ。
はじめから、イスもそろえて…というと大変かもしれませんが、うちのサウナ用の椅子は折りたたみのイスを使っています。2000円~3000円くらいで購入できたような…。もっと安く済ませたい方は、リサイクルショップで探してみるといいかもしれません。
ハーブサウナ道具④ 床に敷く&イスに敷くバスタオル
家にあるバスタオルで大丈夫です。ハーブの色がつくこともあるので、汚れてもいいバスタオルを用意してください。床に敷く用は必須です。ふきこぼれたときに大変なことになるので…床が汚れるのが気になる方は、吸水マットを敷いても◎!うちは、フローリングの上で使っていますが、バスタオルで十分です。
イスの上に敷くバスタオルはあってもなくてもいいのですが、個人的にはあった方がいいかな。汗をたくさんかくので、サウナから出るころにはバスタオルがびっしょりになります。ただ、体にバスタオルを巻いて入る方は、なくてもいいのかなと思います…。
ハーブサウナ道具⑤ サウナ用ハーブ
そして、一番大事なものがこれ。サウナ用のタイハーブ。これがないと、タイのハーブサウナを楽しむことができないので!
サウナ用のハーブもネットで購入できます。値段がピンキリなので、一概に言えないのですが…
購入するお店によっては、ハーブが密閉されていないものもあるので、要注意!密閉されている方が、鮮度が保たれます。お試しする分には問題ないと思うのですが…。長期にわたって使っていくことを考えると、ハーブの品質や鮮度は大事にした方がいいと思います。

はじめての方用にお試し用も作りました!
まずは、香りがNGじゃないかをチェックしてみてくださいね!
【まとめ】意外と必要なものは少ない!?よもぎ蒸しの道具で代用も可!
できるだけ、家にあるものを使って低コストではじめる方法を紹介しました。でも、ひとつひとつそろえるのが面倒!という方には、よもぎ蒸しセットをおすすめします。
よもぎ蒸しで使うものはすべてハーブサウナにも代用できるので…。
一番の違いは、テントの形とハーブの種類だけ。それ以外はあまり大きな違いはありません。ただし、お値段はそれなりにします…。
うちでは、基本、今回紹介した上の道具のみを使っています。ハーブテントか布かは季節によって変えています。夏は汗をかきやすいのでテント。でも、冬場はテントの中が温まるまでに時間がかかったり、蒸気が逃げやすかったりするので、布でくるまっています。
「ハーブサウナを始めるにはテントは必需品!」というイメージがあるかもしれませんが、タイでは布にくるまって入ることも多いです。
「見た目も大事!」という方にはテントもおすすめですが、「とりあえず、ハーブサウナを始めてみたい!」という方には、布でも十分なのではないかと思います。
正直なところ、テントはけっこうかさばります…その点、布であれば収納にも困らない。洗濯も楽々ですよ。
どちらにしても、できるだけハードルを下げて、コストも下げて、ハーブサウナを体験してもらうこと!タイのハーブサウナのよさをココロとカラダで感じ取ってもらえたら…うれしいです!
