ハーブサウナに興味をおもちのみなさん、「ハーブサウナ、ちょっといいかも」と気になりはじめているなら、ぜひ、始めましょう!
「必要な道具は分かったけれど、いったいどんな風にサウナを家でするの!?」
という声が聞こえてみました。そこで、今日は、実際に自宅でハーブサウナをする方法を具体的にお伝えしていきたいと思います。
「家でサウナなんて、大変そう…」
「そんなスペースないんじゃないかな」
「家でサウナって危なくないの?」
などという不安や疑問が、きっと消えるはず!ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
おうちでハーブサウナの始め方① 場所の確保&テントの準備
ハーブサウナを始めるときに、一番悩むのは「場所」ではないでしょうか。
「どこでやる?」
ということ。結論からいうと、電源さえあれば、どこでも大丈夫です。スペースは、ハーブサウナ用のテントを使うを使う場合には、1~2畳くらいあれば〇!布やマントの場合には、使う椅子の大きさ+αくらいのスペースで十分できます。
どちらにしても、電気鍋やIHコンロを使用することになるので、近くに電源があることが条件となります。
また、ハーブサウナ用テントを使用する場合には、テントをつるす場所を確認することが大事!サロンなどでは、すてきな木製の枠を使ったり、天井から吊り下げたりしていますが、自宅で大掛かりな工事をしたり、高額なものを購入したりする必要はありません!
窓枠やドア枠、ドアにつけるものなど、身近にある道具で代用できます。一番簡単な方法は、突っ張り棒を使うもの。これは、確実にテントをつるすことが可能です。ただ、「つっぱる場所がない!」という問題も起こりがち。そんな方には、室内用物干しがおすすめです。
とにかく、まずはじめに行うことは、サウナする場所を決めること!それが、決まれば、あとは考えることはありません。すぐにサウナができますよ。
場所が決まったら、テントの場合はテントを吊るしてみましょう。このとき、大切なことが、テントの高さです。テントと床の間に隙間ができるような場合は、テントをさげる必要があります。テントの下の部分が床にしっかりついて、隙間がない状態がベスト!
テントの上の部分にひもをつけるなどして、高さを調整してみてくださいね。

おうちでハーブサウナの始め方② 椅子をセッティングする
サウナを行う場所が決まったら、そこへ椅子を置きましょう。ハーブサウナ用テントを使う場合には、テントの中に椅子をセッティングします。
床が汚れてもいいように、椅子の下にバスタオルを敷いておくことをおすすめします。また、鍋から吹きこぼれることもあるかもしれないので、バスタオルでは心配…という方は、吸水シートや吸水マットなどを敷いておくと安心です。
椅子をセッティングしたら、椅子の上にもバスタオルを敷いておくといいですよ。たくさん汗をかくので、衛生的にもバスタオルを敷いておくことをおすすめしています。
おうちでハーブサウナの始め方③ 鍋にハーブと水を入れる
椅子が設置できたら、今度はいよいよハーブの出番!
使う鍋に水をはり、必要な量のハーブをそこへ入れていきます。直接ハーブを投入してもいいのですが、後片付けを楽にするために、布袋か水切りネットなどにハーブを入れるといいですよ。
水の量は、鍋の大きさにもよりますが、たっぷり入れておくといいでしょう。

おうちでハーブサウナの始め方④ 鍋でハーブをぐつぐつ煮出す
鍋にふたをして、電源をいれましょう。鍋を置く場所は、椅子の下にスペースがあれば、椅子の下がおすすめです。もし、スペースがない場合は、テント内に、テントを使用しない場合は、椅子の近くに置けばOK!
そのまま、沸騰するまで、しばらく待ちます。ここで、気をつけたいことは、鍋から離れないこと!
沸騰するまで、ちょっと家事を…としていたら、あっという間に沸騰して吹きこぼれた経験があります…。気をつけてくださいね。

おうちでハーブサウナの始め方⑤ 蒸気を充満させる
鍋が沸騰したら、ふたを開け、蒸気を充満させます。このとき、テントを使うか使わないかで、少し違いがでてきます。
ハーブサウナ用テントを使用する場合、ふたを開けたまま、しばらくテント内に蒸気を充満させておきましょう。すぐにテントに入ってしまうと、まだ十分に温まっていないので、風邪をひくことに…
一方、大き目の布やマントを使用する場合には、体に巻き付けて、椅子に座り、蒸気を布やマントの中に充満させましょう。すでに、サウナスタートです!温まるまで少し時間がかかるかもしれませんが、テントに比べ、体に密着している分、はやく温かい蒸気を感じることができると思います。
おうちでハーブサウナの始め方⑥ いよいよサウナ時間がスタート!
蒸気で温まったら、いよいよ本格的なサウナタイムです。テントの場合には、テントの中に座り、テントの隙間から外気が入ってこないようにしてください。
ここから、じわじわと体が温まってくるはずです。
ときどき、鍋の水が減りすぎていないか確認しながら、入りましょう。テントやマントなどの中が蒸気で満たされたら、弱火~中火でも大丈夫です。ぐつぐつ煮出し続ける火加減が大事です。あまり、弱火にしてしまうと、蒸気が出なくなり、サウナ効果が軽減。逆に、沸騰状態を続けていると、やけどの原因にもなるので、気をつけてくださいね。
水の量が減ってきたら、ペットボトルにあらかじめ入れておいた水を足しながら入ると〇!
また、熱くなりすぎるようでしたら、いったんサウナから出てクールダウンしましょう。
おうちでハーブサウナの始め方⑦ クールダウン
汗が流れ落ちるようになったら、サウナ効果が表れているサインです。気温や使うもの(テント・マント・布)の素材や大きさによっても、時間は一概にはいえません。
ただ、汗が流れはじめてから、30分を目安にしてみてください。慣れてくると、自分に合った時間が見つかり、その日によって調整ができるようになります。
クールダウンをする場合は、鍋の電源を切り、サウナから離れ、リラックスするだけでOK!特に、シャワーを浴びる必要もありません。汗が気になる方は、クールダウンで汗がひいたあとに、シャワーを浴びるようにしてください。
サウナ直後は、まだハーブのエキスが体にある状態なので、すぐにシャワーで洗い流してしまうのは、もったいない!と個人的には感じています。タイでは、常夏なので、外の涼しい(タイに涼しいはないかも…⁉)風にあたりながら、クールダウンすることもあります。
もちろん、絶対にシャワーNGなわけではないので、シャワーを浴びたい方は浴びても大丈夫ですよ。
おうちでハーブサウナの始め方⑧ 後片付け
クールダウン中に、必ず、水分補給をしてくださいね。タイでは、ハーブティーを飲みますが、お好きな飲み物でOK!サウナ後なので、冷たいものを飲みたくなるところですが、おすすめは温かい飲み物です。せっかく、体が温まり、代謝がよくなったのに、そこに氷入りのひんやりドリンクを飲んでしまったら、体の中が一気に冷えてしまいますよね。
温かいものはちょっと苦手…という方は、サウナに入る前に温かい飲み物を用意しておき、そのまま置いておくと、サウナからでるころには常温になっているので飲みやすいはず。
よかったら、試してみてくださいね。
さて、クールダウン後、身支度を済ませたら、後片付けです。ハーブサウナ用のハーブは、一回2~3時間くらい煮出すことができますが(使用する量にもよります)、一度で捨ててしまうのであれば、そのままハーブだけゴミ箱へ。鍋を洗えばOKです。
ハーブを再利用したい場合は、そのままハーブだけ乾かし、ビニール袋などに入れて冷蔵庫保管も可能です。ただ、この場合鮮度がおちるので、できるだけ早く使うようにしましょう。
使う終わったハーブの活用法は、こちらで紹介しています。
椅子は、濡れたままにせず、よく水分をふき取って、風通しのよいところで乾かしましょう。
テント、マントや布は、洗濯できるものは洗濯を。できないものは、干して、よく乾かすことを忘れずに!
【まとめ】おうちでハーブサウナは、道具さえそろえば、簡単!
これを読んでいただけたら、わかると思うのですが、ハーブサウナって意外と簡単にできるんです!大変なのは、むしろ、道具をそろえること…。
道具さえそろえば、準備や後片付けも簡単。簡単だから、続けられるというメリットがあります。
「自宅でハーブサウナを試してみたいけど、ちょっと不安が…」という方がいらっしゃったら、お気軽にお問合せください。LINEからもご相談受け付けてます。
ハーブサウナで自分と向き合う時間、リセットする時間を、ぜひ大切にしてくださいね!