幸せってなに?日本人の多くが「幸せを感じられない」驚きの調査結果

コラム
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SUKJAIのブログが開設しはじめて、早5年が経ちました。

SUKJAIの言葉の意味は「幸せ」、そしてタイ語の語源は「満たされる心」。

一人でも多くの人が「幸せ」な気持ちで毎日を過ごしてほしい…、なんだか言葉にすると平凡で、切実感が乏しいけれど、そんな想いからSUKJAIはスタートしています。

SUKJAIをスタートして以来、常に「幸せとは何か?」と考えるようになりました。一方、考えれば考えるほど、タイのひとたちの幸福度の高さを実感するようにもなりました。(住んでいるときは、当たり前のように感じていたけれど)

さて、今回、衝撃の調査結果を目の当たりにし、

Bua
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これは、絶対にシェアしたい!

と思ったので、ハーブサウナともタイハーブとも、まったく関係ない内容ですが、おつきあいいただけたらうれしいです。

結論から言うと、幸福度の調査結果で「日本は絶望度が高く、タイは幸福度が高い」ということが判明! では、実際にどのようなものなのかを、一緒に見ていきたいと思います。

幸福度調査って一体なに?

そもそも、幸福度調査とは何なのか。あやしい調査ではないのか? と思われる方もいるかもしれません。

これは、世界最大規模の世論調査会社イプソス株式会社が行った調査です。日本を含む世界30ヶ国、23,765人を対象に実施したものになります。つまり、まったくあやしい調査ではないということ。

今回ご紹介する調査結果は、2025年の結果で2025年4月8日に発表されたものとなります。

では、実際にはどんな結果だったのでしょう?

【日本】幸せであると感じている日本人が少ない!

この調査結果を見て、とても驚いたのが、自分が「幸せである」と感じている日本人がとても少ないことです。

日本人の幸福度は30ヶ国中、なんと…27位。とても低い値を示しています。また、現状の生活への満足度や将来への期待感は、なんとなんと最下位…。

とてつもなく、悲しい結果となりました。

【タイ】幸せであると感じているタイ人は多い!

一方、タイはどうなのか?

タイは30ヶ国中、なんと6位! 上位であることがわかります。ちなみに、上位は1位インド、2位オランダ、3位メキシコ、4位インドネシア、5位ブラジルとなっています。

どうですか?

なんとなく楽観的なイメージとぴったり合うと感じるのは、私だけでしょうか。

タイにいると、なぜか開放的な気分になるのは、幸せの空気があふれているからなのか?なんて、思ったりします。

【日本】幸せでない原因は「経済的状況」

では、日本人はなぜ「幸せである」と感じられないのでしょうか。

幸せではない理由として、断トツに多かったのが「経済的状況」でした。経済的不安は、他の国でも共通して主要な要因となっていましたが、日本では60%以上の人が「幸せではない要因」として挙げています。

確かに、生活が苦しい、格差が顕著になっているのは、日本に住んでいても実感できること。でも、個人の問題というよりも、国のシステムや国民性、気候や風土など、いろいろなものが関係しているのではないかと、個人的には感じています。

というのも、タイのひとたちがみんな裕福か? といったら、けっしてそうではないからです。

日本とタイを比較すると、明らかな違いが!!!

さて、ここからがとても興味深いのですが…。

この調査の中では、現在の生活の質と5年後の生活の質を比較したものがあります。

それを見ると、タイの多くの人が「今の人生も良好であり、未来も良好であるだろう」と考えていることがわかります。一方で、日本人の多くが「今の人生もよくないし、未来もよくなることはない」と考えている。

つまり、タイ人はポジティブに未来を見ているのに対し、日本人には絶望感が漂っていると。

実は、この結果を見た時、私は妙に納得できたんですね。その国に降り立つと、その国の空気というか、人のオーラというか、雰囲気を感じることって、みなさんあると思うんです。

よくタイ好きな方とお話すると、みなさん、「タイは開放的、日本は閉塞的」という表現が出ることが多くて、それとも似ているなぁと感じます。

それぞれの国には、それぞれのよさがあるので、よい・悪いで判断するものではないのですが、雰囲気だけからも、タイのポジティブさは感じられるのではないでしょうか。

【まとめ】あなたにとって「幸せ」って何ですか?

一人ひとりが「幸せ」であってほしいと思っている私からすると、本当に衝撃の調査結果…。特に日本人の幸福度の低さには、ちょっと悲しくなってしまいます。(タイの幸福度が高いのは、調査しなくても感じられていたので納得!)

でもね、将来に希望がもてない…というのは、ちょっと、いや、かなり分かるなぁとも思っていて。それと幸福度が完全にリンクするとは、私自身は思っていないのですが。日本には、いろいろな問題がありすぎて、将来が不安になることはありますよね~。

そんなとき、ふと思うのは、生きているのは「今」でしかないということ。将来を不安に思っていても、将来が必ず訪れるとは限らない(ちょっと残酷な言い方ですが…)。

それならは、今日一日を、今という時間を一生懸命生きるだけ! そんなふうに考えるようにしています。

今日、元気に朝、起きられて、家族も元気で、ご飯も食べられて、仕事もできて、たわいのない会話もできて、それだけで十分幸せではないか? と私は思うんですね。

世界には、今日という日、今という時間の保障もない過酷な状況の中で、生活している人たちもいる。病気で1分1秒生きることが精いっぱいな人たちもいる。その日食べるものにも困り、お腹を空かせている子どもたちもいる。

そう考えると、ちょっと考え方が変わったり…。

あなたにとって、幸せってなんですか?

日本がどんなに不安な状況下だとしても、幸せを決めるのは自分自身。絶望的な将来にため息をつくよりも、今をより充実して過ごすことに、意識をシフトしてみませんか。

今日がSUKJAI(幸せ)な一日となりますように…

今回の調査結果はイプソス公式サイトから引用しています。調査結果を詳しくご覧になりたい方は、公式サイトよりご確認ください↓

【イプソス公式サイト】
https://www.ipsos.com/ja-jp/online-community-service

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