ハーブテントの販売をはじめて以来、本当に多くのお客様との出会いがありました。SUKJAIのハーブテントをご購入くださったみなさま、本当にありがとうございます!!!
「お客様とのつながり、声を大切にしたい」と日々心がけ、お客様からのお問い合わせやご要望などをもとに改善や試行錯誤をくり返しながら運営しております。
そんな中で、ある日お客様からこんなお問い合わせがありました。

ハーブテントのフープタイプを2セット購入したら、
それで二重構造のテントになりますか?
というもの。その時には「二重に重ねられる構造になっていないので…」とお答えしたのですが…。それ以来、ずっと気になっていたんです。
本当に二重構造にはできないのだろうか…?
簡単な方法で二重に重ねて吊るせる方法があるのではないか…?
気になると試さなくてはいられない性格のため、それ以来いろいろと試行錯誤を重ねてきました…
その結果、
なんと、簡単に二重構造テントになる方法を発見!!!
あの時お問い合わせくださったお客様!これを見ていたら(もう遅いかもしれませんが…)二重構造になる方法がありましたよ~!
ということで、今日は「ハーブテントのフープタイプを2セット組み合わせることで二重構造テントになる」というお話です。
そもそも、なぜ二重構造のハーブテントが人気なのか!?
ハーブテントをお探しの方の多くが「二重構造ですか?」と確認します。わたしもそうでした。過去、二重構造テントを探し求める一人でした。
では、なぜ二重構造のハーブテントは、そんなに人気が高いのでしょうか?
その最大の理由は、保温性です!タイでは、二重構造のテントはほぼ流通していません。常夏のタイでは、一枚で十分温まるからです。でも四季のある日本では、そうはいかない。
冬の寒い時期に、布一枚のハーブテントで十分発汗できるか?
というと、やはりむずかしいことが多いです。(住んでいる地域の気候にもよりますが)そのため、一年中ハーブテントを楽しみたい方には、二重構造のハーブテントが必要になるわけです。
布が一枚だろうが、二枚だろうが、そんなに変わりはないのではないか!?
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。でも、たった一枚の違いですが、あたたまり方や保温性は明らかに違ってきます。
保温性だけをとりあげたら、間違いなく二重構造のハーブテント!
なのですが…、実は二重構造のハーブテントには、デメリットもあるんです。
二重構造のハーブテントのデメリット
【二重構造のハーブテントのデメリット】
・布が重く、設置や片付けが大変
・布に厚みが増える分、収納でかさばる
・洗濯した際、乾きにくい
・重みが増す分、傘への負担が大きい
一般的に日本で販売されている二重構造のハーブテントは、傘タイプ。その場合のデメリットを挙げてみました。
ずっと吊るしっぱなしにできる人、こまめに洗濯をする予定がない場合などには、それほど気にならないデメリットかもしれませんが、そうでない方は要注意です!
我が家にもお客様用の二重構造のハーブテント(傘タイプ)がありますが、それを普段自分がハーブサウナを入る時に使うか? というと、わたしはほぼ使いません。
やっぱり重いんですよ…。フープタイプに比べると、設置が大変に感じます。たしかによくあたたまるし、発汗しやすいし、とっても性能的にはいいのですが。ズボラなわたしには、かなりの負担…。
フープタイプを二重構造使用するメリットとは
そこで、思いついてしまった「フープタイプのハーブテントを二重構造使用する方法」!
この方法でハーブサウナをすると、たくさんのメリットがあることが判明しました。
【フープタイプのハーブテントを二重構造にするメリット】
・もともとのハーブテントが軽いため、重さがそれほど重くない
・もとのハーブテントをまったくいじらず二重構造にできるため、たくさんの使い道がある
・洗濯する際は、2つを別々に洗濯し干すことができるため、乾きやすさは変わらない
・フープタイプのため1セットの厚みもたった2㎝ほど。2セットあってもかさばらない。
・通常のフープタイプと同じように吊るすだけの簡単設置!
いや…挙げていったら、もっとあるかもしれないくらい、メリットがもりだくさん!
あの時、お問い合わせくださったお客様のおかげで、二重構造方法を思いつくことができたわけですが、実際に試してみると、さらにいろいろな使い方ができることがわかりました。
フープタイプ2セットを使えば、最大5通りの活用法が!
このフープタイプを2セット使えば、ハーブサウナを5通りの方法で楽しむことができるんです!
【フープタイプ2セットを使ったハーブサウナの楽しみ方】
*SUKJAIで販売している「柔らか素材のハーブテント(フープタイプ)」と「伝統布使用のハーブテント(フープタイプ)」を使用した場合です↓
①伝統布使用のハーブテントだけで単品使用
②柔らか素材のハーブテントだけで単品使用
③柔らか素材のハーブテントをマントとして使用
④伝統布使用のハーブテントを吊るし、柔らか素材のハーブテントをマントとして使用
⑤2つのハーブテントをくっつけて、二重構造のハーブテントとして使用
季節や気分に合わせて、使用方法を選ぶことができます。たとえば、夏場の暑い時期には通気性のいい伝統布のハーブテントを使ったり、急いでいるときは柔らか素材をマント使用したり、がっつり発汗したときは二重構造テントとして使ったり…。
と、ご自身のライフスタイルや環境に合わせて、ハーブサウナのスタイルも変えることができるわけです。
「ハーブテントは2つもいらない…」と思う方も多いかもしれません。でも、実際に2セット使ってみると、「これは便利!」となるに違いありません。少なくとも、わたしは「これはいい!」と感じました。
二重構造のハーブテントを購入する前に…
もちろん、二重構造のハーブテント(傘タイプ)が悪いわけではありません。わたしも、お客様に使っていただくときには、傘タイプを選びます。でも、自分が入るときには、間違いなくフープタイプ2セット!
どちらがいいのか、どんなハーブテントがいいのか。
ぜひ、ご自分がハーブサウナに入っている姿を思い浮かべながら、選んでみてください。
よくお客様が「ハーブテントは傘タイプの方がいいと思っていました」とおっしゃることがあります。
「いい」というのは、どんな点がすぐれているのか。誰にとっていいものなのか。
を考えてみると、意外と「傘タイプがすべてではない」と気づかれる方も多いです。
どちらがいい。というよりも、使う人によって基準が違うとお伝えしています。「二重構造のテントがいい」と言っている方がいたとしても、タイの人にとっては「なんで、二重なの?布は一枚で十分」となりますよね?
それと同じことです。いい・悪いの判断は、まわりの意見で決めることではなく、自分に合っているかどうか、自分が必要としているものかどうかで、決めた方が失敗しないのではないかと思います。
今回ご紹介した二重構造のハーブテントも、「2セットも必要ない」「傘タイプの方がいい」という方がいらっしゃるかもしれません。ただ、フープタイプをすでに1セット持っているけれど、保温性が足りないと感じている方や、これから二重構造のハーブテントを購入する予定の方など、参考にしていただけたら、うれしいです。
ご紹介したハーブテントは、SUKJAIのオンラインショップからご購入いただけます。すでに1セット持っている方は、単品でもう1セットご購入いただくことも可能です。セットでご購入いただいた方には、もれなく二重構造テントのパンフレットをお付けいたします。それを見ながらセットしていただければ、簡単に二重構造テントが完成します。
また、1セットのみご購入の方にも、オプションで説明書をつけることもできるようになっております。必要な方はぜひご活用くださいませ。
せっかくおうちでハーブサウナをはじめるのなら、長く楽に続けていただきたい!
その想いで、これからも試行錯誤を続けていきたいと思っております。