「ズボラですか?」
と直接聞かれることはないけれど、十分自覚しているズボラの一人です。
最近、気づいたことがあって、ズボラとひとことで言っても、いろんなタイプがあると思うんですよね。私は3日坊タイプ。いろいろよさそうなことがあると、飛びつくのは早いけれど、飽きるのも早い…。
そんな私でも、自宅ハーブサウナは続いています。
でも、続いているのには、ちゃんと理由があるんです。
実は、SUKJAIにも「ズボラなので続くが自信がなくて…」とご相談いただくことがあって。世の中にはズボラのお仲間もけっこういるんだなとうれしくなったりします。
いやいや、そうではなくて…。
そんなズボラさんでも、ハーブサウナはちゃんと続けられますよ。でも、実はコツがあります。このコツを知らないと、ほかのものと同じく3日坊主になってしまう危険もあるかなと。
今日はズボラ仲間のみなさんに向けて、ハーブサウナで失敗しないコツをお伝えしたいと思います。自分がズボラだと自覚していても、この3つのコツをおさえるだけで、ハーブサウナは3日坊主にならないで続けられるはず。
ぜひ参考にしてくださいね。
【コツ①】テントはとにかく軽くて、設置が楽なものを選ぼう!
ズボラさんにおすすめハーブテントは、なんといってもフープタイプ。これ一択です。
設置に手間がかかるものであれば、「面倒くさい」という心の声に負けてしまうからです。面倒でないハーブテントを選ぶことが一番!
でも、フープタイプならなんでもいいのか?と言ったら、そうではありません。
最近、ハーブテントとして売り出されているものの中には、「これは蚊帳じゃないですか??」という布地のものもあるので、要注意です。ある程度保温性があるフープタイプを選びましょう。
でもでも、布が厚ければいいという話でもないんです、これが…。分厚い布なら発汗しやすいのは確かですが、分厚い布だと重くなって、設置も洗濯も面倒になってしまうという。
ズボラならではの悩みが出てきます。
自分のズボラ度に合わせて、ちょうどいいハーブテントを選ぶようにしましょう!
【コツ②】見た目や道具にはこだわらない精神を!
どうせ始めるのなら、見た目にもこだわりたい!
その気持ち、本当によ~く分かります。私もそうでした。どうせ始めるのなら、インテリアにもなって、ちょっとおしゃれな感じがいい。
でもね、そもそも続くかわからないのだから、見た目は重視しなくていいんです。これが、ズボラな私がたどり着いた結論です。「ハーブテントをここに置いて、こんなふうに休日にサウナして…」と妄想するのは楽しいし、私も大好き。
ただ、そんなにうまくいくことは…、ほとんどない(体験談)。
それなら、なんちゃって…で始めた方が気が楽だし、意外と長く続くもの。
SUKJAIの昔のブログをお読みいただいてもわかると思うんですが、ハーブサウナをはじめるのなら、まずは家にあるものでやってみる。これが、一番大切です。お店を開くわけでなく、個人で楽しむ分なら、そこからのスタートで十分です。やっていきながら、自分に合った道具をそろえていけばいい。
場所も同じです。「ここでサウナをしよう!」なんて(もちろん、ある程度決めておいてもいいけれど)決めなくても、やりながら、ぴったりの場所を見つけていけばいいんです。
私なんて、サウナ場所はコロコロ変え、今でも気分で場所を変えながらサウナしていますよ。そんなゆる~りとした感じの方が、ズボラさんには負担が少ないと思っています。
【コツ③】『大変さ〈 気持ちよさ』を意識して!
とはいえ、スイッチひとつでサウナができるわけではありません。
鍋をセットして、ハーブや水を入れて、火力調整をしながら蒸気をテントに充満させる…。
面倒といえば面倒ともいえます。そこで「面倒だ~!」と思ってしまったら、おそらく続けるのがつらくなることでしょう。
大切なのは、大変さのあとにくる「気持ちよさ」。なんでもそうだと思うですが、マイナスの要素よりプラスの要素が多かったら、「また、やってみよう」となりますよね?
ハーブサウナも同じです。「ちょっと準備は手間がかかるけど、そのあとのサウナは最高!!」と体や脳が記憶してしまえば、こっちのもの。準備や片付けは、回数を重ねるごとに楽になっていくものだし、そこまでくれば、あとは「最高!」という気持ちよさしか残りません。
気持ちよさと比例しているのが、発汗。つまり、しっかり発汗できれば、気持ちいいと体が感じるわけです。ただ、長く入ればいい、脱水になるまで汗をかけばいい…、というわけではないので、ご注意を!
体が心地よいと感じる温度や発汗は、人それぞれです。ご自分の「気持ちのよさ」を大切に、ハーブサウナを楽しんでみてくださいね。
【まとめ】どんなにズボラでも続けられます!
ハーブサウナをはじめたら、ズボラが治るのか?と言ったら、治るわけがありません。
今も、ちゃんとズボラなままです。それでも、ハーブサウナを約10年続けられてきたのは、ズボラならではの「適当さ」ではないかと思っています。
肩の力を抜き、「ま、いっか」精神で、ちょっとずつ試行錯誤していく。変なこだわりは捨て、「気持ちよさ」を追求していくことだけに集中すると、いつの間にか自分だけのハーブサウナ方法が見つかるようになります。
SUKJAIでサポートさせていただいているお客さまも、みなさん、はじめは戸惑ったり、うまくいかなくて悩んだりしています。でも、ちょっとした工夫で解決できたり、コツをつかめばスムーズにできたり、そんなにむずかしいことはありません。
そもそもタイのハーブサウナは「こうでなければならない」という決まりが少なく、とても自由。だからこそ、自分流にアレンジすることができるんですね。
ぜひ、失敗やうまくいかないことを楽しみながら、自分だけのハーブサウナ時間を探してみてください。
SUKJAI(幸せ)なサウナ時間になりますように…
