梅雨のバスタオルはもういらない…タイの万能布で快適に!

コラム
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6月になり、いよいよ梅雨…という時期になりました。

梅雨が好きな方もいると思うんですが、私は雨がとても苦手で…、梅雨というだけでどよ~んとしてしまいます。

もともと雨が降ると頭痛が起きたり、やる気のなさが顕著になるタイプ。最近知ったんですが、どうやら「気象病」というらしいですね。そんな名前がつくくらいだから、世の中に雨で体調がすぐれない方って、けっこう多いんだろうなと思っています。(仲間がいて心強い!)

さて、雨だと体調があまりよくないだけでなく、洗濯物が乾かない問題もありますよね? 

特に、バスタオルなどの厚手のものは、ぜんぜん乾かない。生乾き臭に特化した洗剤なども出てきていますが、それほど効果を感じられないのは、私だけでしょうか!?

ということで、今日は、そんな梅雨の時期にバスタオル代わりに使いたい、とっても便利な布をご紹介したいと思います。

その名も

Bua
Bua

パーカオマー

「何ですか?それ」という方もいらっしゃると思うので、簡単に説明するとタイで昔から使われている万能布のことです。タイ好きな方なら、必ず一度は目にしたことがあるであろうチェック柄の布。これが本当に万能なので、ご紹介させてください!

パーカオマーを知っている人も知らない人も、梅雨のバスタオルのお悩みの救世主になってくれること、間違いなし!なので、ぜひ最後までおつきあいください。

そもそも「パーカオマー」ってなに?

そもそも「パーカオマー」とはいったいどんなものなの? という方もいらっしゃると思います。パーカオマーとはタイ語で「ผ้าขาวม้า」と書きます。このパーカオマー、昔からタイの地方の農村部で使われてきた伝統的な布です。

使えば使うほど肌になじんでいく綿素材の布で、もともとは大き目のチェック柄がトレンドマーク。いろいろな使い道ができる万能な布です。

サイズはいろいろあるのですが、細長い形が特徴。腰に巻いてつかったり、肩にかけてつかったり、頭に巻いてつかったりと、万能な使い方ができるよう、結びやすい長方形。

最近では、デザインや色もバリエーションが増え、タイの若い人たちの間でも人気が高まってきています。布として使うだけでなく、雑貨やカバン、洋服など、パーカオマーを使った商品が続々と売り出されていて、以前の地方で使われる布…というイメージから、ずいぶんと変わってきたなと感じます。

タイの人たちはパーカオマーをどう使う?

タイでのパーカオマーの使い方は、本当にさまざま。農作業中に腰に巻いたり、汗が流れないよう頭に巻いたり。水浴びの際体に巻き付けたり、タイの地方に行くと、下半身にパーカオマーを巻いて歩いている男性の姿をよく見かけます。

それ以外にも、タオルや手ぬぐい代わりに使ったり、床に敷いてその上に座ることも。レジャーシートにもなっちゃいます。

綿素材で汗を吸収しやすいため、使い勝手はとてもいい。さらに、薄くてすぐ乾く速乾素材。一年中暑いタイでは、太陽の下にいたら、すぐに乾いてしまいます。わざわざ乾かす必要もないほど…。

薄くてかさばらず、いろいろな使い道ができるので、昔からタイの人たちに愛されてきた伝統布が「パーカオマー」です。

日本では、パーカオマーをどう使う?

もちろん、日本でもタイと同じような使い方ができます。特に、梅雨の時期におすすめなのは、バスタオル代わりに使うこと。バスタオルと違って、薄いのですぐに乾き、湿気の多い時期には本当に重宝します。

実は、私はハーブサウナ専門店を運営しているのですが、ハーブサウナでも大活躍。普段は椅子の上にバスタオルを敷いているのですが、バスタオルではなくパーカオマーにすることで、蒸気が全身に届きやすくなるんです。さらに、使用後の洗濯も楽々。梅雨でバスタオルがなかなか乾かない…なんて、悩みも解消です。

ハーブサウナに限らず、サウナに通われている方、銭湯がお好きな方にも、パーカオマーはおすすめ。バスタオルと比べるとうんと薄く軽いので、持ち運びも楽! 

それ以外にも、冷房で寒いときにはおってストールのように使ったり、車の移動でお子さんが寝てしまったときのブランケット代わりにも!

私は、旅行には必ず持っていくんですが…。これ一枚あるだけで、かなり便利なんです。たとえば、飛行機の機内が寒いときにはおる、ブランケット代わりにすることもできるし、ホテルのタオルがいまいち…というときには、バスタオル代わりにもなる。使い終わったら、天日に干しておけば、すぐに乾いてくれます。

ビーチやプールでも大活躍。タオルのように使うもよし、日焼け防止で体に巻くもよし。レジャーシート代わりにすることだってできちゃいます。

帰りのスーツケースで割れ物があれば、それにぐるぐる巻き付ければ固定できるし…。挙げたらキリがないほど、使い道はたっくさんありますよ。

使わないときには、部屋のインテリアにも〇。小さい窓のカーテンとして、テーブルクロスやマルチクロスとしても使うことができます。

ここまで書いて気づきましたが、さきほど「一枚あったら…」と書いたけれど、一枚じゃ足りないくらいですね。

パーカオマーはどこで買う?

さて、こんな万能なパーカオマーは、どこで買えるんだい?

というと、タイに行けば、本当にあちこちに売っています。ちょうど今、パーカオマーブームもあって、ショッピングセンターのタイ雑貨が売っているお店や、ナイトマーケットなどにもあるので、見つけやすいはず。

日本でも、売っているお店がありますね~。パーカオマーがこんなに人気になるなんて思わなかったので、驚きしかかないのですが…。検索するとちゃんと出てきます。すごい、パーカオマー。

ちなみに、SUKJAIでもパーカオマーの販売をしています。職人さんが手織りしている布のため、タイのタラートで買えるような価格ではありませんが…。気になる方は、オンラインショップでチェックしてみてくださいね。

最近ではパーカオマーを使ったタイマッサージがあるらしく、それで使う方も多いようです。

失敗しないパーカオマーの選び方

ひとことで「パーカオマー」といっても、実はけっこう違いがあるんです。

私自身が持っているパーカオマーを比べてみても、一目瞭然! 布の大きさ、布の柔らかさ、作り方、縫い方など、まったく違うものといってもいいくらい、異なります。

タイのタラートなどでは、びっくりするくらい安く売っているパーカオマーもあります。(それも持っています)でも、やっぱり織目が荒くて、水分の吸収力は…正直なところ、いまいち。

値段がすべてではありませんが、「安い」だけで飛びついてしまうと、あとあと後悔するかもしれません。

失敗しない選び方としては、実際に触れるものなら触ってみると分かります。ただ、パーカオマーの場合、はじめは生地に少しかたさが感じられても、使っていくほどになじんでいく特徴があるので、それは覚えておいてくださいね。(かたい=品質が悪いではありません)

触った感じが少しザラザラぐらいなら、使い込んでいくとどんどん柔らかくなっていくかと思います。ものによっては、はじめから柔らかい手触りのものもあるので、気になる方はそういう布を選ぶのもありかと思います。

ただ、実際にタイに行く予定がない…という場合には、日本での購入になるかと思います。実店舗で手で触れる場合をのぞいては、写真で判断するしかないかなと思うのでちょっとむずかしいかもしれません。写真を拡大して織目の細かさは確認できるかなぁと思うので、気になる方はチェックしてみてください。

あと「パーカオマー」といっても、布の厚さにはけっこう違いがあります。使う用途に応じて、選ぶことをおすすめします。バスタオル代わりとして使うのであれば、あまり厚すぎないものが◎! 厚手になってしまうと、バスタオル同様に乾きにくくなってしまうからです。

逆にあまりに薄すぎても、水分を吸収してくれないので、バスタオル代わりとしての役目を果たせません。バスタオル代わりとして使うのであれば、ほどよく厚みがあるものを選ぶようにしてみてくださいね。

それから、パーカオマーは細長い形の布なので、写真だけだと一部しか見えていないこともあります。全体で見てみたら、「思っていたものと違った…」ということもあるかもしれません。(でも、これ、全体をうつすのはむずかしいんですよね。私も自分で写真を撮ってショップに載せていますが、大きすぎて写真におさまらないんです)

今までたくさんのパーカオマーを手にしてきましたが、一部を見て購入したとしても、全体的に「かわいい」のは確かなので、デザインやカラーは一部で判断しても大丈夫かと思います。

一枚使ってみると、その使い勝手のよさ、使い心地のよさを感じられると思うので、そのあと、少しずつ自分の好みの柄やカラーを探していくのも楽しくて、おすすめです。

【まとめ】梅雨のバスタオルはもういらない!パーカオマーで快適生活を

洗濯物が乾きにくい梅雨の時期、バスタオルの生乾きが嫌…という方は、多いと思います。我が家も、パーカオマーをバスタオル代わりに使い始めるまでは、雨の日はバスタオルは乾燥機にかけていました。でも、うちの洗濯機が古いのか…、乾燥機の音がうるさくて、仕事にならない。

そこで、思いついたのが、バスタオルを使わずにパーカオマーに変えてみること。

それまで、パーカオマーは旅行のおとも、ハーブサウナのおともでしかなかったんです。でも、バスタオル代わりに使っているんだから、日常生活のバスタオルとして使っても問題はない…と、気づいたんですね。

使い始めたら、これが快適!

「一年中、パーカオマーでもいいのかも」と思ったりもしたんですが、もふもふのバスタオルが恋しくなることもあって、雨のシーズンのみの期間限定で使っています。

次にタイに行ったら、もうちょっと小さいサイズを買ってきて手拭きのタオルにしてもいいなぁと考え中。パーカオマーの可能性は、まだまだ広がりそうです。

梅雨のバスタオルの乾きにくさでお悩みの方、タイの万能布パーカオマーで快適になりませんか?

パーカオマーも販売中⤵

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