サウナで使うタイハーブ、どれでもいいとは限らない!選ぶポイントはたった5つ

ハーブサウナ
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なかなか手に入らないタイハーブですが、コロナが明け、渡タイできるようになってから、個人でタイハーブを販売する方が増えてきているように感じます。

「タイに行って、現地で直接購入してきました!」というハーブを見かけると、一見SUKJAIのタイハーブと大差ないのでは?と感じられるかもしれません。でも…、実際に現地調達をした経験がある私からすると…

Bua
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そのハーブ、本当に大丈夫?

と気になってしまいます。

その理由は、

Bua
Bua

本当に安全なハーブかどうか

確認がとれないですよね?

ということ。だって…

そのハーブ、農薬たっぷりで育ったハーブではありませんか? 

長期保存が可能な熱処理をきちんとしたハーブですか? 

と聞かれても、答えられなくないですか?

もちろん、安さだけを求めている人なら気にならないかもしれません。でも、そもそもハーブサウナをはじめる方は、体にいいことをはじめたいと思っているのではないでしょうか。それなのに「使うハーブはどれでもいい」というのは「もったいないな」という気がします。

Bua
Bua

せっかく

ハーブサウナをはじめるのなら

使うハーブにこそ

こだわるべき!

ということで、今日は、そんなタイハーブを選ぶ時のポイントをご紹介したいと思います。タイハーブを購入する予定のある方、ハーブサウナに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

これを読めば、なぜ「使うハーブにこそ、こだわるべき」なのかが、お分かりいただけるかと思います。では、選ぶポイントを5つ、具体的にご紹介していきますね。

選ぶポイント① それって本当に無農薬のタイハーブですか?

一番に確認しておきたい重要ポイントは「無農薬のハーブかどうか」です。

というのも、タイは農業国でもあり、無農薬栽培も積極的に行われています。オーガニックや無農薬の基準は、もしかしたら日本とは違うかもしれませんが、タイで無農薬で育てられたものの場合は、しっかりと「無農薬」と書かれていることが多いです。

「いや…、別に無農薬じゃなくても気にしない」という方がいるかもしれません。でも、本当にそれでいいんでしょうか?

おそらく、ハーブサウナを始めている、または始めたいと思っているということは、健康や美容などに関心が高いはず。健康のため、美容のためにハーブサウナを始めるのに、それに使うハーブが農薬たっぷりで育てられていては、元も子もないと思いませんか。

せっかく心と体にいいことを始めるのだから、使うハーブにもこだわってもらいたい!と個人的に思います。ちょっと想像してみてください。農薬たっぷりのハーブのスチームを浴びている姿を…。おそらく、今、想像できた方は、なぜ「無農薬」が重要なポイントなのかがお分かりいただけたと思います。

選ぶポイント② しっかり管理された場所で作られていますか?

2つ目のポイントは、しっかり管理されているかどうか。

「そんなのチェックのしようがない!」と思った方も多いですよね。その通りです。そこまで、チェックして買うなら、ハーブ農園に足を運ぶしかない。

ただ、その前に、しっかりと管理された場所で作られていることが、なぜ大切なのかを知っておいてほしいんです。タイに住まわれていた方、タイについて「ある程度知っているよ」という方は、きっと想像できるのではないでしょうか。

タイは、すべてにおいて、ゆる~い国。仕事をしながらスマホに夢中…、食べ物を食べながら仕事をする…という光景も珍しくありません。ハーブ栽培自体は自然の力の影響が大きいですが、加工となると人の手が必要になります。衛生的に思わしくない環境でゆる~く加工されている可能性もゼロではない。(ゆるさがダメだとは言っていません。ただ日本人の衛生管理と比べると、ゆるすぎるのは少し心配かと)

ただ、このポイント、「タイに住んでいて、自分でサウナをするためのハーブ」であるなら目をつぶることもできる。でも、日本で販売する品質管理という点では、目をつぶれないポイントになります。

では、しっかり管理されているかどうかを、どうやってチェックすればいいのでしょう?

いや、はっきり言って無理ですよね。そこでおすすめなのが、購入する場所を吟味すること。つまり「どこから買うか」「誰から買うか」ということです。

信頼できるお店、信頼できる人から購入すること。なにか疑問があれば、販売している人にいろいろと聞いた上で購入することをおすすめします。

こだわって選び、販売している販売者なら、必ず聞かれたことに答えられるはずです。購入前のちょっとしたやりとりなどでも、「ここのハーブは大丈夫なのか」は、ある程度チェックすることができるかと思います。

選ぶポイント③ どんな人が処方したハーブブレンドですか?

タイでハーブサウナに使われるタイハーブは、必ず複数のハーブをミックスして使用します。どの種類のハーブをどれくらい使うのかというブレンドは、代々受け継がれてきた大切なレシピともいえます。

さて、ハーブというと、天然成分で副作用などもなく「安全」というイメージを持っているの方も多いのではないでしょうか。でも、実際ハーブには薬効成分があり、古く昔は薬として使われてきました。つまり、薬と同じく、ハーブの種類によっては「使ってはいけない人」もいるし、組み合わせでNGという場合もあるんですね。

タイハーブの知識がない人が独自に処方したものを使うのは、あまりおすすめできません。私自身も、タイハーブの知識はそれなりに学んできましたが、オリジナルブレンドを作るにあたっては、個人で勝手にブレンドをすることは怖くてできませんでした。(SUKJAIのブレンドはタイのハーブの師匠に相談してブレンドしています)

タイのハーブサウナで使われるタイハーブは、何千年の歴史を経て受け継がれてきた伝統処方をもとにブレンドされています。言い方はちょっと違うかもしれませんが、これまで本当にたくさんの人体実験を経て「安全である」と証明されているといっても過言ではない。

とはいえ、タイで販売されているブレンドすべてが、この伝統処方に基づいているかどうかは分かりかねます。心配な方は販売元に確認したり、HPをチェックしてみてくださいね。

日本でタイハーブを扱っているショップは少ないのですが、個人販売されている方はけっこういらっしゃいます。それらのブレンドがどのようなものなのかも、購入前に確認しておくと安心です。

選ぶポイント④ 長期保存に適した処理がされていますか?

「タイに行ったついでに、タイハーブをたくさん買ってきました!」という人もいるかもしれません。たくさん購入したものを小売りにしている場合も、フリマアプリではあるのかな…と思います。

実は、私も自宅でサウナを始めたばかりの頃は、タイに行ってタイハーブを購入し、家でサウナをしていました。「自分で使う分には、どんなハーブでもいい」と当時は考えていたんですね。

ただ、実際に使ってみて感じたことは、現地調達のハーブはとにかく劣化がはげしい。長年いろいろなタイハーブを使ってきて実感したことです。もちろん、しっかり密閉され、熱処理され、長期保管に適した商品もあります。でも、そうでないものも、けっこうある。

では、長期保管できるようになっていないと、どうなるのか?

まず、ハーブの劣化がはげしく、効能が激減します。タイハーブの場合、ハーブが劣化しても、けっこう香りは残っていることが多いので、香りだけで判断するのは危険です。せっかくハーブサウナをしているのに、ハーブの効能がほぼない状況というのは、とても残念です。

また、しっかり熱処理されていないと、時間がたって虫がわいてくることも…。輸入用に販売されているものは、熱処理されているとは思いますが、現地調達の場合は特に要注意です。

そして、しっかり密閉されていないと、これまた空気が入り、ハーブの劣化につながります。

長期保管に適したハーブを購入すれば、ハーブの劣化を防ぎ、虫がわいてくる危険も回避できます。何より品質のいい状態をキープできることが、大きなメリットです。せっかくのハーブの香りや成分が落ちてしまうなんて、もったいない。あまり知られていないポイントですが、とても大切なのでぜひ覚えておいてください。

選ぶポイント⑤ フェアトレードになっていますか?

このポイントも、興味のない方にはスルーされがちなんですが…。

でも、実は私たちの生活の中で、フェアトレードではない商品はけっこうあって。(ひと昔前に比べたら、ずいぶん減っていると思いたいけれど…)

「そもそも、フェアトレードってなに?」という話からしたいと思います。フェアトレードとは「公正な貿易」のことですが、具体的には下記のような貿易を「フェアトレード」と言っています。

● 開発途上国の生産地で人びとや環境に配慮した方法で作られた原料や製品を、適正な価格で継続的に購入する
● それによって、立場の弱い開発途上国の生産者・労働者の生活改善と自立を目指す

引用:朝日新聞SDGsACTION

つまり、安い賃金で働かされたり、安い金額で買い取られたりしていませんか?

それって、フェアな取引になっていますか?

ということをチェックして、「フェアです」となったものが「フェアトレード」商品として売られています。

ひと昔前は、安い賃金で働かされ安い単価で買い取られ、それを高値で販売することで利益を生むって、けっこうありました。(今から約20年以上前、私が「フェアトレード」という言葉を知ったころは、いろいろなところでフェアではない取引がされていました)

世の中には自分の利益をあげるために、そういった手段をとる人がいることを知って、本当に驚いたことを今でも覚えています。その気持ちが、今のSUKJAIにつながっているのかもしれません。

ただ、これについては、個々のお考えもあるのかなと。正直「ここまで考えて買い物はしないな」という方もいらっしゃると思います。でも、生産者、作り手、それ以外に関わる方たちの存在は忘れないでほしいなと個人的には思っていて。ものの価値って、そこにあるのではないかなと思うんですね。

もちろん、「現在のタイが途上国か?」というと、そうではない…かな。かなり先進的な面も多く、日本の方が遅れているのではないかと思う分野もあります。それでも、タイの農村部はまだまだ低賃金で働いている人が多く、日本と比べると物の価格も安い。そんな実態を知った上で、ものの価値、ものの価格についてちょっと考えてほしいなぁと思ったりします。

フェアトレードがどうかを調べる方法としては、販売者に聞いてみるのが一番手っ取り早いです。最近では、フェアトレード商品も増えました。ハーブに限らず、何かお買い物をするときには、ちょっと気にしてみていただけるとうれしいです。

【まとめ】たった1回のお試しなら自己責任で! 長く使うのなら、ハーブ選びはしっかりと…

さて、今日はタイハーブの選び方のポイントを5つピックアップしてみました。

もちろん「これが絶対!」ではありません。それぞれタイハーブに求めるものが違うと思いますし、「ここは気にならない」というポイントがあってもおかしくない。

でも、これだけは伝えたいことがあって…

Bua
Bua

せっかく体にいいことを

はじめるのだから

体にいいハーブを選んでほしい

正直なところ、タイハーブといっても品質はまちまちです。育った環境や加工の仕方なども、本当にいろいろ。ブレンド方法もたくさんの種類があるので、「これがいい」と決めることはむずかしい。

だからこそ、選ぶときにある程度の基準があった方がいいのではないかと考えています。「どれでもいい」ではなく、「これがいい」と選べることが大切ではないかと思っています。

今日はそんな選ぶポイントを5つご紹介しました。よかったら、ハーブ選びの参考にしてみてくださいね。

ちなみに、SUKJAIで扱っているタイハーブは、今日ご紹介した5つのポイントをすべてクリアしています。約10年間の人体実験(私の自宅サウナ経験)もクリアしているので、安心してお使いいただけるかと思います。

ただ鮮度を保つため、大量在庫はしておりません。適宜、タイから直接送ってもらっています。そのため、時期によっては在庫がわずか…という状況もありますので、必要な方はゆとりをもってご検討くださいませ。

せっかく体にいいことをはじめるのだから、使うハーブにもこだわってほしい!ぜひ、あなたに合ったタイハーブで、癒しの時間を楽しんでくださいね。

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