40過ぎたら、急に白髪が気になるようになりました…

特に、分け目や生え際が気になる…
30代のころは、じっくり探さないと見つからなった白髪。
それが、最近では、ちょっと分け目を変えただけで発見されるように…
これ、けっこう、精神的なダメージが大きい。まぁ40を過ぎているんだし、白髪も生えてきてあたり前なのだろうけど…「あなた、若くはないんですよ~!」と言われているような気持ちになるんです。
世の中には、いくつになっても白髪が目立たないマダムもいれば、白髪を活かしたヘアスタイルを楽しんでいる方も…。

そうか、白髪は悪いものじゃない!大事なのは、すてきに年を重ねることだ!
と思ったりもしたんですが、実は、気になるのは白髪だけじゃないんです。
「出産後は抜け毛がひどくなる」と言われながら…気づけば産後からだいぶ経っているのに、いまだにひどい抜け毛。
そして、もともと癖のある髪質ですが、最近癖が強くなってきているのも悩みの種。さらに、毛先はパサパサ、シャンプーやトリートメントを変えても髪の毛の状態は悪いまま…。

このままじゃ、わたしの
髪の毛はひどくなる一方かも…
と危機感を抱き始めていました。
これも、若いころから、カラーリングやパーマ、縮毛など、髪によくないことばかりしてきたツケか!?
そんなこんなで、いろいろなことを試した結果「ヘナ」にたどりつきました。
前置きがかなり長くなりましたが、今日は「ヘナにたどりつくまでの経緯とヘナを始めてみての感想」をお伝えしていこうと思います。
同じように髪のお悩みをおもちの方、髪染めに限界を感じている方、髪の毛をやさしくケアしたいと思っている方、ヘナに興味をおもちの方の参考になれば、うれしいです。
ヘナを始める前の髪の状態とケア方法
一ヵ月に一度ペースで白髪染めをしても、どうしても気になる白髪。
特に、頭頂部にツンツンと白いものが目立つんです。確実に増えていることが実感できちゃうくらい。
「抜くと増える」という都市伝説を気にしながらも、抜けるものは抜いていました。
そして、ある日、ふと思ってしまったんです。

これって、もぐらたたきじゃないか!?
一生続くと思うと、けっこうしんどい。
そこで、いろいろ調べた結果、同じような悩みをもっている人が多いことが分かりました。
そして、その悩みを解決できるとうたった商品の多さにもびっくり!「シャンプー、サプリ、カラートリートメント、どれも使ったら効果がある!」みたいに書かれていて、内心「ほんと?」と疑いつつも、「これで白髪から解放されたらラッキー!」という期待をもってしまいます…
何かいいものはないか、高額な物以外で試したりもしましたが、やっぱり劇的な効果はない…

やっぱり、高価なものじゃないとダメなのか!?
お金をかけないと、きれになれないの~?
不公平感を感じながら、もはや、あきらめの境地。そのうち、だんだん髪の乾燥、抜け毛、かゆみなどにも悩まされるようになってきてしまいました。さらに、もともと癖毛だったとはいえ、その癖がひどくなってきていることにもショック!

髪にいいことをしなければ、このもぐらたたきは終わらない
ということで、髪の毛にやさしいケア、頭皮にやさしいケアを探し始めました。オーガニックシャンプー、ノンシリコンシャンプー、ベビーシャンプー、石鹸シャンプーなど、いろいろ試してみても、かゆみが出たり、キシミが出たり、続けられそうなものには出会えず…
そして、とうとう「絶対自分はしないだろう」と若いころ思っていた「ヘナ」に行きついたのでした。
ヘナは知っていたけど、すぐに試せなかったわけ
若いころ、髪の毛がオレンジ色のおばちゃんに出会いました。「ヘナで白髪染めをしている」と話していたこと。
それが、そのまま、わたしの中で「ヘナのイメージ」になりました。
ヘナ=オレンジ

いつか自分が白髪染めをするようになっても、ヘナはやめておこう…
だから、カラーリングから白髪染めに変わっても、ヘナという選択肢はまったくありませんでした。「オレンジに染まる」以外にも、「時間がかかる」という話も聞いていたし、ヘナをやっている人はナチュラリストが多いイメージから「自分はそういうタイプじゃない」と思っていたことも事実です。
そんなわたしが、「ヘナ」をはじめてみようと思ったのはなぜか!?
ヘナのイメージをくつがえす、ヘナのメリットを知ったからです。
「ヘナ」を始めてみたら、こんな変化が!
一般的に「ヘナ」は髪の毛にやさしいと言われています。「ヘナ」のメリットとしてあげられていることは、こんな感じです。
・植物性だから、安心して使うことができる。
・市販のヘアカラーのように傷まない。
・トリートメント効果がある。
・髪の毛が丈夫になる。(コシ・ツヤ・ボリューム)
・リラックス効果がある。
敏感肌の方や市販のカラー剤で刺激を感じる方などは、すでに「ヘナ」を使われているかもしれませんね。わたしの中では「ヘナ」は白髪を染めるものというイメージが強かったのですが、白髪の有無に関わらず、トリートメント効果があることに驚きました。
また、ヘナの成分が、リセットしてくれる(髪の毛を傷む前の状態に戻してくれる)というのも、魅力的!
中には、癖が落ち着いてきたという口コミも見つけ、「これならば!」と試す気が起きてきたんです。
そして、実際にわたしが初めて「ヘナ」をしたときに使ったものがこれ!

これを選んだ理由は、①小分けされている ②手袋やケープ付き ③オレンジではない(ヘナ100%ではない)、「ヘナ」初心者には使いやすかったです。さすがにオレンジには抵抗があったので、ブラウンに染まるというものを選びました。
結果としては、1回目は悲惨な髪の状態になり、くしも通らず泣きそうになりましたが、めげずに続けていくと、2回目ではくしも通るようになり、ちょっとツヤも…。
想像していたような劇的な改善は、今のところ見られていません。でも、確実に髪の毛にコシが感じられるようになったこと、分け目がぺったんこだったのが気にならなくなったことは、実感できています!
ギシギシ感はインディゴ配合なのが原因かも…と思い、次に「ヘナ」100%のものを新たに購入してみました。恐れていたオレンジへの挑戦です。ヘナのみだと、確実にオレンジに染まるはず。でも、トリートメント効果は高いといわれているので、チャレンジしてみます!
チャレンジ結果は、またお伝えしますね。
「ヘナ」を始める前に知っておきたいこと
ただ、いくら自然のものだといえ、植物にもアレルギーを起こすことがあります。「植物だから安心」というわけではないので、必ずパッチテストを行いましょう。
「ヘナ」は市販のヘアカラーのように自分の好きな色に染めることは難しいです。「ヘナ」で色が入るのは白髪の部分だけなので、髪の毛全体の色を変えることはできません。ただ、すでにカラーリングをしている髪の毛には、少し色が入ることがあります。
「ヘナ」単体で染めると、仕上がりはオレンジですが、インディゴを配合することで、茶色や黒などにも染めることは可能です。慣れてくれば、自分で、ヘナとインディゴなどをブレンドしながら、自分の好きな色に近いものも可能かもしれませんが…。(インディゴはアレルギーを起こす方も多いようなので、使う前にはパッチテストを忘れずに!)
傷みきった髪の毛に「ヘナ」をすると、一般に「ヘナショック」といわれるような現象が起こることがあります。個人差があるようですが、わたしも「初ヘナ」で髪の毛がガシガシになりました。何回か回数を重ねていくと、だんだんと髪の状態がよくなってくるので、1回目でひどい状態になっても、そこで諦めるのはもったいないですよ。
「ヘナ」は髪の毛だけを染めるわけではなく、頭皮、爪の間など、色がけっこうつきます。植物だから…といって素手で触るのではなく、手袋をして染めることをおすすめします。地肌についた色は、数日かけて薄くなっていきます。生え際や耳、首などには、色がつかないようにオイルやクリームをぬっておいた方がいいですよ。
また、一度「ヘナ」をした髪の毛はカラーリングやパーマがかかりにくいと言われています。美容院でパーマをかけたいなと思っても、「ヘナ」をしていると断られることもあるとか…。「髪型変えるのが趣味!」という方には、おすすめできません。「カラーやパーマはしなくても、カットだけで十分!」という方には、試してみる価値はあると思いますよ。
【まとめ】ヘナのデメリットを理解した上で、アラフォーだから使いたい!
事前に「ヘナショック」について調べていなかったら、間違いなく、一回でやめていたでしょう。
初めて「ヘナ」で染めたあとの衝撃。本当にひどい、この世のものとは思えない状態になりました。アフロヘアのように、髪の毛が束になってほぐれない。くしも通らないし、通すのさえ断念。
それだけ、傷んでいたということなのだと思います。
2回目ですでに変化を感じることができたので、ちょっと続けてみようと思っています。ちなみに、「ヘナ」と相性のいいといわれている「ハーブシャンプー」も併用中。

もう髪の毛を酷使するのはやめよう!
と思えるようになりました。

カラダにやさしいことは、ココロにも効いていく。
ハーブサウナもそうですが、「ヘナ」でも同じように感じることができました。
実際に「ヘナ」ってどんな感じなの?という方のために、またヘナについてお伝えしていきたいと思っています。興味をもたれた方は、お楽しみに~!
【追記】
その後、いろいろなヘナをお試しした結果、マハラニのヘナに落ち着きました。これから、ヘナ生活をはじめようと思っている方がいらっしゃったら、ぜひマハラニのヘナを試してみてくださいね。他とは明らかに違うので!興味がある方は、こちらからチェックしてみてください。