よもぎ蒸し・ハーブ蒸しテント!いやいや、ハーブテントの元祖はこっちです。

ハーブサウナ
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よもぎ蒸しが古くからあることは有名です。

よもぎ蒸しといえば、派手派手なマント(派手じゃない色もありますね)と穴のあいた椅子!子宮にダイレクトによもぎの蒸気が入るよう工夫された特別の椅子。見るからに効きそう。

それとは別に、最近「ハーブ蒸し」という言葉が使われるようになってきました。これ、よもぎの代わりにハーブを使うというもの。使われているハーブはラベンダーやローズなど、西洋ハーブが多い。

よもぎもハーブの一種だしよもぎ以外のものを使っているから「ハーブ蒸し」と称されることには納得できます。

ただ、ひとつちょっとモノ申したいことがありまして。

Bua
Bua

ハーブテントの名称が

「よもぎ蒸しテント」「ハーブ蒸しテント」になっているのは

おかしいのではないか!?

「そんなの対した違いじゃないのでは?」「どれも同じじゃん」なんて思われる方もいるかもしれません。でも、ハーブテントをこよなく愛するわたしからしたら、ちょっとちょっと…!となるんです。

Bua
Bua

いやいや、

ハーブテントの発祥は

タイですから!

ということで、まったく興味がない方にはおもしろくないかもしれませんが、今日は「ハーブテントの元祖」について、少しご説明させいただければと思います。

ハーブテントは「タイ」発祥!

「ハーブテント」という言葉は、タイのハーブサウナに入るときに使う道具のひとつを表します。

そもそもタイのハーブサウナには、テントを使う場合と使わない場合があります。タイで育てられた新鮮なハーブたちを煮出し、その蒸気を浴びるサウナ方法をまとめて「ハーブサウナ」と呼んでいます。

ハーブサウナが体験できる場所としては、銭湯のような場所もあれば、スパのような個室サウナ、はたまた自宅で簡単にできるセルフサウナなどがあります。

タイでは産後ケアのひとつとして、古くからハーブサウナを取り入れてきました。産後の女性が家で簡単にサウナを浴びる方法として、セルフサウナがある。そこで、ハーブテントが使われていたかというと、そうでもなく…。実は、大判の布をまとって蒸気を浴びる方法が主流でした。

それが時代とともに少しずつ変わり、産後の女性だけでなくセルフサウナに入る人が増えたり、サロンにハーブサウナを導入するところがでてきたりし、今のハーブテントの形ができあがったわけです。

ハーブテントは、上から吊るすだけで簡単にテントのようなサウナ空間ができてしまう、画期的なもの。

ハーブサウナ自体は、いろいろな国で親しまれています。おそらく、タイのハーブサウナももともとはインドのアーユルヴェーダの影響を受けているだろうし、その派生でアジアには似たようなハーブサウナがたくさんあります。

でも、このハーブテントの発祥は、タイ!

タイ発祥のもの、すてきな文化や伝統もたくさんあるのに、なぜかタイの人たちはそこを「自分たちのものですよ~」とあまりアピールしない。気づくと、ほかのルートで有名になっている…ということが多々あります。

しつこいようですが、ハーブテントの発祥はタイです! タイのハーブサウナで使われいる道具のひとつがハーブテントです。(しつこくてすみません…)

よもぎ蒸し愛用者にハーブテントを使用している人は多い

じゃ~、ハーブテントはタイのハーブサウナにしか使えないのか!?

というと、そうではありません。実は、よもぎ蒸し愛用者の中にもハーブテントを使われている方はけっこういます。その理由はさまざまだと思いますが、

◎よもぎ蒸し専用マントがなくても、サウナができる

◎テントに入れば目隠しになって人目が気にならない

◎蒸気を頭のてっぺんから足の先まで、全身で浴びることができる

◎よもぎ蒸し用マントとの併用で冬場の発汗アップ

などなどメリットがたくさんあります。ハーブテントだけで入れば、テントに汗がつくこともないので、そのつど洗濯をしなくてもいいという点もありますね。ただ、サウナ後にはテント内も水滴がたくさんついている状態ですので、洗濯をしないとしてもしっかり乾かしてからしまうようにしてください。

ハーブ蒸しとは最近出てきた言葉

タイハーブと比べると、香り高くおしゃれな感じがする「ハーブ蒸し」のハーブたち。

そのハーブが西洋だろうがアジアだろうがどこのハーブだとしても、ハーブにはそれぞれ特有の効能があります。つまり、自分の体に合ったハーブを選べば「ハーブ蒸し」も癒しの時間となるでしょう。

私も以前、家にあるラベンダーやローズマリーでハーブサウナに入ったことがあります。体質改善というよりは、香りによっての癒し効果が高いなぁと感じました。

そんな西洋ハーブでのセルフサウナが、「ハーブ蒸し」と呼ばれる日がくるとは…!

ハーブ蒸しで使われるハーブは、タイハーブに比べると、手に入りやすく、日本人にもなじみ深いものが多いかと思います。ただ、しっかりと使う量や効能を確認した上でハーブを選ぶようにしてくださいね。健康な方はそれほど気にしなくても大丈夫かもしれませんが、基礎疾患のある方や妊娠中の方が使うことができないハーブもあります。

これは、ハーブ蒸しのハーブに限らず、漢方やタイハーブも同じです。逆にいうと、それほど効果をもたらすともいえます。正しい使い方で使えば、体質改善など自分自身の心と体の変化につながることも多くありますよ。

ハーブテントを多くの方に使っていただくために…

「ハーブテント」今やタイを飛び出し、世界へ広まりつつあります。そして、その使われ方も、タイのハーブサウナ以外に広がっています。ハーブサウナ大好き人間としては、ハーブテントがいろいろなところで使われることはとてもうれしいこと。

ただ一方で、「ハーブテントがタイ発祥のもの」であることが忘れられてしまうのは、少しさみしい気分です。

ハーブテントは、セルフサウナをする上で、とても便利な道具です。このテント一つあれば、ハーブの種類を変えるだけで、何通りでもサウナを楽しむことができる。わざわざサウナに通う必要もなく、すきま時間に自宅で簡単にサウナができるようになります。

サウナに使うハーブは、ご自分の体調にあったものをしっかり選ぶこと。もちろん、何がいいのか分からないという方もいらっしゃることでしょう。身近なハーブ、知っているハーブからはじめることもひとつです。

ただ、もしタイのハーブに興味をもたれた方がいらっしゃったら、ぜひご相談ください。日本ではなかなか手に入らないタイのハーブたちも、漢方や西洋ハーブに負けないくらい働き者です!

ちなみに、わたし自身は、西洋ハーブよりもタイハーブの方が体にあい、タイからいろいろなハーブを取り寄せて人体実験をしてきました。その中から厳選しておすすめできるハーブ、オリジナルハーブの販売もしております。

「こんな体の悩みがあるんだけど、どのハーブがいい?」「手始めにおすすめなハーブはありますか?」なども、お気軽にご相談ください。ハーブ好きが高じてメディカルハーブアドバイザーやアロマセラピストの資格もありますので、ご安心ください。

お問い合わせより、ハーブテントやハーブついてのご質問にもお応えしております。またブログでは、セルフサウナの始め方やタイのハーブサウナについての詳細もくわしく説明しているので、興味があったらぜひのぞいてみてくださいね。

一人でも多くの方がハーブサウナに出会い、こころと体のバランスを整えることができますように…🌿

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